2019年はトライオートFX凶年と予測→資金引き上げた。その理由を月足チャートを使って説明する。


トライオートFXは2017年、2018年に大きな利益を上げたことで有名になりましたが、果たして今後も利益を生み出してくれるのでしょうか。

個人的な意見を言うと「ノー」です。

今後、トライオートのような自動売買系は不作の年になると踏んでいます。

その理由について書き留めておきます。

そもそも2017〜2018年の為替相場は異様だった

トライオートFXはレンジ相場に強いと言われています。逆に激しい値動きには不向きのようです。

トライオートFXが有名になった2017〜2018年は実のところこのかなりおとなしい相場だったことが要因の1つと考えています。

こちらはドル円の月足チャートです。横軸の目盛線は1年を表していて、2008年から2018年までの10年間の値動きを示しています。


見ての通り直近2年間(2017〜2018年)はあまり値動きがありませんでした。それ以外では2011年や2015年も値動きが小さい年でしたが、そのような時期は全体の中で少ないと言って良いでしょう。※2011年は東日本大震災で一時大きな値動きがありましたが一瞬すぎて月足にはヒゲでしか確認できず。

この傾向は他の主要な通貨ペアでも似たような傾向があります。

前述の通り、トライオートFXの特徴として値動きの小さいレンジ相場で能力を発揮し、逆に値動きの激しい時は不利です。

リーマンショック級の値動きには耐えられずロスカットする可能性があると言われていますが、リーマンショックのあった2008年9月以降からの値動きを見ると決して特別なものではなく、それ以外で更に激しい値動きの年もあることが、このグラフを見てわかります。

リーマンショック時の為替相場は決して特別ではなかったのです。

むしろ、2017〜2018年の静けさが異様だったと言えます。

更に言うと、値動きの静かな年はピークあるいはボトムであることが過去の値動きから読み取ることができるわけで、そうだとすると、2019年からは大きな動きがあると考えて良いでしょう。(たぶん円高方向に)

よって、トライオートのような自動売買FXは凶作の年になると考えています。

なので、トライオートFXの口座を閉じました

ということで、危険を察知し、トライオートFXの口座を閉じることにしました。ここ資金は評判の高かったのですが今後の環境を考えると手仕舞いが吉と判断した次第です。

まずは全額出金しました。15万円が12.6万円に減ってしまっていますが、まあこのマイナス分は昨日のドル円の急落でこのマイナスを取り戻させていただきました。


この分の資金はソーシャルレンディングあたりで手堅く運用しておこうかと思います。


ちなみにトライオートFXで人気なのは豪ドルNZドルで、ドル円とは関係ないと思われるかもしれませんが、(FXを経験している人はわかっていると思いますが)為替相場の動きはだいたい似たようなものになります。

参入の少ない通貨は特別な動きをしますが(かつてのスイスフランやトルコリラのように)、ドルや円、ユーロ、豪ドルのような参入者が多い通貨は結局のところかなり似た動きになります。

激しいのはドルと円とユーロだけと思っていたら大やけどを負うので注意しましょう。