ブログはインターネットが普及したことで急速に広がったメディアの一つでした。多くの人々が自分の意見や情報を発信する場としてブログを活用し、それによって多くの読者を獲得することができました。
2015年前後からイケダハヤト氏の世代を筆頭に、次から次へとブロガーが誕生しました。大学生の新卒から就職せずブログに全振りする人もいました。
しかし、最近ではブログを継続する人が減っているようです。当時ブイブイ言わせたブロガーたちもほとんどが消えました。
なぜそうなってしまったのか振り返ってみようと思い、この記事を書いた次第です。
SNSの普及
SNSが普及したことで、簡単に自分の意見や情報を発信することができるようになりました。ブログに投稿するよりも簡単で、より多くの人々に届けることができます。そのため、多くの人がSNSを活用するようになり、ブログを継続しなくなったと考えられます。
情報過多
インターネット上には膨大な情報があります。その中から自分が興味を持つ情報を見つけることは容易ではありません。
そのため、情報を収集する手段としてはブログも有効な方法でしたが、今や、SNSや検索エンジンなどのツールを使って情報を得ることが一般的になりました。
そのため、ブログを読む人が減っているという現象が起こっているのかもしれません。
ブログの継続が難しい
ブログは、継続して投稿することが大切です。
しかし、多くの人が仕事や家庭などの忙しさから、ブログを継続することが難しいと感じているようです。
また、書くことに対するモチベーションが継続的に維持できない場合もあります。
収益化が難しくなった
ブログを継続して投稿することは大変ですが、その報酬が得られることで、続けるモチベーションになる場合があります。
しかし、現在では、ブログで収益を得ることが難しくなっています。
幾度となく起こったGoogle検索アルゴリズムの改変で検索順位が大きく様変わりしアクセス数が1/10以下なんてザラに起きました。当然広告収入も激減です。
広告の収益が減少し、ブログを書くことに対する報酬が得られない場合もあるため、継続することが難しくなっているのかもしれません。
以上のように、多くのブロガーが消えてしまった理由は様々な要因が絡み合っていました。ただ、この中で一番大きい理由はやはり収益化が難しくなってきたことだと思います。
黎明期に多くの人が集まり成熟期や衰退期で散っていくのはブログだけでなくあらゆる面で起きる社会現象でしょうね。