僕はリベラルで男女平等主義だけど周囲からの大黒柱的な要求がパない
僕は以前も書いたけど、基本リベラルなので男女平等主義で、夫婦別姓もLGBTのパートナー制度も賛成側にいます。
うちの奥さんはパートとはいえ共働き。なので、家事も分担で、僕の場合は朝4時起きで洗濯したり、休日は奥さんが仕事なので子供の面倒や夕飯の用意までします。平日は奥さんの方が帰宅が早いために食事の支度はお願いしているけど、その間に子供の宿題や勉強を見ています。別に自慢でも何でもなく、何の疑いもなくやっています。
僕は旧来からの男は仕事で女は家庭という考え方が大嫌いで、特に、男が一家の大黒柱って考え方はとても馴染めません。
なので、僕は家庭ではそのような関係でいたいのですが、周りが付いてこないというか、常に周りの保守的な考えとの間に差異が生まれます。要は男たるもの一家の大黒柱になるべし的な。
まあ、リベラルというのは日本語で革新を意味する通り、いつの時代も新しい考え方として受け入れられるので、これは宿命なのかもしれません。
一番に圧力を感じるのはやはり引退世代の人たちですね。つまり僕たちの親世代です。
僕がご飯を作る姿をあまり快く思っていないのか、(僕への圧力はないけど)妻は妻の両親から何らかの苦言は言われているっぽいです。
一番困るのは、「厨房は女」と同じくらい「日曜大工は男」みたいな圧力。DIYは男の仕事みたいな。いやー、僕、DIY嫌いなんですよね。妻がこうしてほしいみたいな要求があっても、自分でやればいいじゃん的な言い方をしちゃいます。貴方がそうしたいならどうぞ、みたいに。
そんな僕に妻も不満に思っているみたいだけど、そんな僕の行動に妻の両親も不満があるみたいですね。僕には直接言ってこないけど、どうやら妻には何か言っているみたい。
でも、家周りをこうしたい、って思ったのは妻の方で僕じゃない。それを男だからってやらせるってどうなのよ、って思ってしまうんです。僕がこんな料理を食べたいと思ったら自分で作るように、思った人がやればいんじゃないのかな。って考えはダメなのか・・・?筋力の問題なら外注すればいいんだし。
もっとも、こんな僕も、男の専業主夫みたいなものには若干抵抗があったりします。
僕が引退世代になって、今の子供たちが大人になった時に、男の専業主婦が普通になったりして、それを見た僕たち世代が文句を言うみたいな未来があったりするかもしれませんね。
リベラルを標榜していた僕が保守になっちゃうみたいな。
僕自身は変わっていないんだろうけど、時代の方が変わって考え方が古くなるんです。その意味では僕たちの親もそうだったんでしょう。
僕が老人になった時は、人よりは一歩だけ若者の考え方を理解しようなんて思ったりします。