日本には少子化対策必要ってことになって、いろいろ対策しているみたいですが、たぶん、今、子供が増えたら逆にヤバいと思うんですよね。
みんなそれに気づいていないんだろうか?
これが今の年齢別人口を表したグラフです。公の統計データから拾ってきました。赤枠が働く世代で税金を納めている人たちです。
で、10年後の年齢別人口が以下の通り。右にシフトします。80歳以上は適当に減らしました。出生数は横ばいと仮定。
今までいわれていた通り、働き手の多くが老人になるので、それを支える働く世代が苦しくなると。だから子供を増やさなきゃいけないというのが今の定説です。
でも、みんな1つ忘れているんですよね。
働き手が支えるのは老人だけでなく子供も支えているんです。上のグラフの右側だけじゃなく、左側も支えているわけですね。
子供が義務教育を受けられるのも税金。我々が働いて得た給料から持っていかれる税金が賄っているからなんです。あの教育を100%自腹で受けようとすると年間100万円くらいはかかるでしょうね。それがほぼ無料で受けられるのは、我々働き手の税金なのです。
と、ここまでが予備知識。
こんな状態から、その子供が一気に増えたらどうなるか?下のグラフをご覧ください。
ハイ、日本死亡
老人と子供の負担がダブルで増えるわけです。働き手の負担半端ないです。
なので、下手に出生率を上げようとがんばるのではなく、少子化状態をそのまま維持してやり過ごした方が良いです。
対策すべきは少子化ではなく、老人を働かせることなんじゃないかなって思うのです。
みんな70歳くらいまで働けば解決するんじゃないのかな。もちろん病気で働けないのなら仕方ないけど、健康なら働こうよと。
これで解決すると思うんだけどな。下手に移民政策みたいなリスク高いこと考えずに、日本人は70歳まで働け!ってことで。