住宅ローンを10年で返した僕の方法


よく、持ち家か借家かの議論がありますが、僕は昔から持ち家派だし10年前に実際に住宅ローンを組んで家買いました。

ウン千万円ものお金を30年ローンとか35年ローンとか組むことによく批判されますが、僕は2000万円を10年で返しました。これなら文句ないでしょ。

僕も以前から長期間のローンには反対だったので、結構頑張って返したんです。

ちなみにこの10年間の僕の平均年収はだいたい800万円、妻が100万円くらいです。僕は平均的に見て高収入な方ですかね。

そんな給料だから返せたんだって思われそうですが、返済2000万円のほかに、貯金1500万円+車2台(合わせて350万円くらい)買い替えています。車はキャッシュ一括払いです。

家を購入した段階で頭金を1000万円吐き出して300万円ちょっとは残ったので、実質10年間で生活とローン以外で1500万円余計に残したので、僕の年収650万円でも可能だったわけです。

どんな風に返済したか紹介しましょう。

最初は長めに設定

ローンを組んだ当初は無理をせず20年ローンを組みました。無理してギリギリを狙うと苦しくなるので最初はとにかく無理のない計画を立てるべきですね。

だいたいこんな感じです。


  • ローン期間:20年
  • 毎月返済:6万5千円
  • ボーナス返済:20万円強


最初はこれでスタートしました。ただ、なるべく生活を切り詰めてとにかくお金を余らせて貯金していきます。

貯金が溜まったら繰り上げ返済

もうこれに尽きます。

100万円行かずとも繰り上げ返済をこまめにやります。

これについては以前も書きました。繰上げ返済を早くやった方が利息が減っってトータルの返済額が減ります。

これはかなり協力に進めてきましたね。

返済残り500万円を切ったら貯金にシフト

ただ、返済金が500万円を切ったら繰り上げ返済をやっても利息分が小さくなるので、ここで貯金の方に軸足を置くことにしました。

それよりも、どちらかというと、ローンの名義人である僕の死亡リスクを考慮したんですね。僕が死亡したらローンはチャラになりますので、貯金の方を残した方が良いと判断しました。

貯金を吐き出して繰り上げ返済した翌日に僕が死んだらシャレになりませんからね。

返済後半はこの辺りのバランスを取るべきです。

で、10年後完済!

これで10年で返し終わりました。

銀行から抵当権の解除申請の通知が来たのは感無量でしたね。

ちなみに、抵当権解除申請にもウン万円のお金がかかります。行政書士さんに書類を作ってもらうためですね。

お金をかけずに自分でもできるようですが、素人はだいたい間違えるそうで、何度も法務局からダメ出しされて、足げく通う羽目になるそうです。ここはお金払ってプロに任せるべきでしょう。

僕の周りでも35年ローンを組んでいる人います。そんな人こそ繰り上げ返済はやっておくべきです。35年ローンだと利息が半端ないですからね。