喫煙者に言いたいのはタバコが嫌われる本当の理由は健康被害じゃないってこと


ここのところ、飲食店での禁煙規制のように喫煙者の肩身が狭くなるような話が多くなってきています。

これに対して、ネット上で喫煙者の反論もあったり、自民党のタバコ議員連盟みたいなもの作っちゃったり、反撃も盛んですね。

僕は昔からタバコは吸わないので、基本、禁煙の方向に流れてくれるとうれしいのですが、禁煙規制の理由に健康被害を第一に挙げているのには違和感あります。というか戦略ミスというか。

何故かというと、受動喫煙による健康被害の訴えって、簡単に反駁できちゃうんですよね。

まず、医療関係者や研究者から出されるものって過剰に煽る傾向があるので、同じような立場の人から、真逆の主張が現れちゃったりするんです。タバコの煙は実はそんなに健康被害ないみたいな。喫煙者はその学説を採用すれば、禁煙者と永遠に平行線です。

あと、じゃあ、お酒の健康被害は?車の排気ガスは?なぜタバコだけ?といった反論も簡単にできてしまうんですね。んで、実際にもお酒や排気ガスの方が健康に悪いんだと思います。

だから、僕は禁煙を推進するのに健康被害を前面に出すのはちょっと違うんじゃないかなって思うんですよね。反論できちゃうから作戦ミスなんです。

禁煙推進派はもっと正直に言うべきなんです。臭いって。

タバコの煙はたまらなく臭いんです。タバコ吸わない者からするとテロか?っていうくらい臭いんです。

更に言うと、喫煙者の口臭もたまらなく臭いんですよね。会話しててホント勘弁してほしい。

もっと言うと、服にタバコの臭いついちゃうんですよね。居酒屋なんかで喫煙者がいると、絶望的なくらい服ににおいが付くんです。

家の中で吸われると壁にヤニが付くし、喫煙者の車の中ってむちゃくちゃ臭いんですよね。

非喫煙者にとって、このニオイがたまらなく嫌なんです。だから排除したいんです。これが本音なんです。

臭いだけじゃまっとうな理由にならないと思って、健康被害を引っ張り出してきたとしか思えないんですが、さっき言ったように健康被害理由は簡単に反駁できるのでもめるわけですね。

まず、最初にやることとして、労働基準法で体臭に対する基準を設定するところから始めたらどうかと思います。超ワキガ、風呂に入いらず体臭キツイ、と同じく喫煙も排除できるわけですね。

まあ、法律変えずとも、喫煙者はタバコの煙が臭くて壁や衣類に付けてしまっているくらいは認識するといいと思います。