世間で子供の声が嫌われる理由がわかったよ


ここ最近になって子供の声がうるさいと問題になっています。保育園を建設する際に近隣住民から反対があったり、うちの子が通っていた保育園も楽器の音がうるさいとクレームがあったようです。

そういえば、Twitterで学校の運動会に行ったら近隣住民を気にしてか音楽やマイクの音量をかなり下げていて驚いたなんて話ありました。

うちは男の子2人なので騒がれると結構気を使います。クレームは来たことないけど。

こんな状況を日本人の心が狭くなったとよく言われているんですが、なんかちょっと違うんじゃないかな、って思っていたんですよね。

で、そんなこと思いつつの今日の話なのですが、今日はうちの町内会の清掃の日だったんです。町内のごみを拾ったり草刈りしたりするんですが、朝から町内会の人たちが総出で外を清掃する日だったんです。

うちは子供2人いるのですが、一緒に手伝わせようと外に連れ出しました。まあ、手伝うのは最初だけで、途中から遊びだして騒ぎだしたのですが。

ただ、そんな子供の騒ぐ声がいつもより気にならないんです。むしろ心地良い感じで。

普段は周囲の家の人がテレビ観たり昼寝したり会話したりする姿を想像していたのですが、その時はみんなが外に出て清掃作業をしていたために、子供の声が雑音に思えなかったんです。

その時思ったのは、世間で子供の声が迷惑と思われるようになったのは、昔に比べみんな家に籠りがちになったんじゃないかと。

家に籠るようになったのは若者だけじゃなく、お年寄りも主婦もみんな籠るようになったんじゃないかと思いました。昔はみんな何かしらの理由で外に出ていたんじゃないんですかね。だから子供の声が気にならないどころか、むしろ心地よい音に感じたんだと思います。

そういや、昔って道端で年寄りが座って世間話している姿多かったような。

そんな環境の違いが子供の声を雑音に思ってしまうんだろうなって思いました。