僕が保守が嫌いな理由は考えが時代遅れだからなんだよね


政治の世界で、「保守」「リベラル」って分けられていますが、僕の根底にあるのは基本「リベラル」です。

と言っても、今の政治の世界で言われているリベラルとはちょっと違って、もともとあった「革新」という意味でのリベラル、語源でもある「リバティ(自由)」という意味でのリベラル主義です。

今となってはリベラルの意味が曲解されているので、リバタリアンって言った方が近いのかな?今のリベラル層が忌み嫌う「新自由主義」っていうのが近いです。より自由に規制を撤廃して自由にしていこうとする行為に「新」を付ける意味がよくわかりませんが、僕の最も嫌いな言葉の1つが「規制」ですね。

一方で、保守と言われている人たちの言っていることは、正直吐き気が出るほど嫌いです。

家父長主義みたいな考えも嫌いで、なんで男だってだけで仕事して一家を支えなきゃいけないのかってこととか。男女不平等って女側の問題にクローズアップされやすいけど、男の方だって問題は大いにあります。男ってだけで一家の大黒柱を求められるのは真っ平ゴメンだし。

厄介なのは、保守って基本的に「正しい」っていう風潮があるんですね。自分より年上の言うことって、より保守的だから保守的意見=年上の言うことって図式があるからなのかな。

親の言うことって保守的になりがちなので、どうしても正しいって雰囲気になりやすいです。日本とか韓国もそうだけど、儒教的な風土があるのでそうなりやすいのかもしれません。が、僕には年上や親の言うことなんて基本古くさいし時代遅れにしか見えないです。

ちょっと前に議会に子供連れてきた地方議員がいて問題になったけど、事前に調整しなかった議員が悪いって意見多いのに正直ビックリしました。議会も会社も学校にも事前の許可なく子供連れてきてもOKな寛容な社会になってほしいですね。

その頃、Twitterでアメリカの会社では子供もペットも連れてきても問題にならないって写真付きツイートあったけど、日本もそうであってほしいなって思います。

僕も土日は妻が仕事なので子供と一緒なんだけど、ちょっと会社に行きたいなって思うときあります。メールし忘れしたの思い出した時とか。

でも子供いると無理なんですよね。会社に子供連れてきたら先の議員みたいに問題視される。男女平等って声あげている割にはそういう細かいところがついてきてないなって思いますね。

法律は必要なのは理解してるけど、細かいところを制度で決めようとすると追い付かないので、それ以前に寛容な社会が前提にあって、その中で生まれた事象に後から制度で決めるくらいの寛容さはほしいですね。

先の子連れ議員の時も、突然子供連れてきた状況に直面したら、追い出すんじゃなくて、とりあえず許可するくらいの寛容さはあっていいんじゃないかなって。

それを阻止してるのがいつも保守層であって、規則がどうとか赤ちゃんを仕事場に連れてくるなとか、そういう保守的な批判が政治家にも国民にも大勢いるんですね。日本って。

で、タチ悪いのが、常に正しいと思っている点。安全面を持ち出したり、衛生面、セキュリティ面、色々理屈並べて阻止する。理由がもっともらしいので正義に見えるんです。

子連れはいろいろ問題だって、そりゃそうなんだけど、一旦受け入れるくらいの懐の深さはほしいところです。

そのくせ原発反対派の「安全安心」ってフレーズをdisるんだからなー。僕から見たら似たり寄ったりなんですけどね。

とにかく僕から見た保守層は革新を阻む古くさい人たち、時代遅れの何者でもないって考えです。

夫婦別姓もUberもAirbnbも早く利用できてほしいです。夫婦別姓なんていったい何年議論してるんだろうって思いますよ。