無料ブログでBloggerを選ぶべき5つの理由


無料ブログサービスのデメリットって何でしょう?

最大のデメリットは広告が入ってしまうことです。これは多くのメディアでも言われていることで、収益化を狙う場合はその広告が邪魔で十分に稼げません。有料会員になれば広告が外れますが、その場合はレンタルサーバー+WordPressの方が安価に済む場合があり、無料サービスのメリットが薄まります。

しかし、そんな悩みを持っている人はGoogleが提供しているブログサービスBloggerを試してみてはどうでしょうか。

1. 何といっても広告なし

無料でありながらハナから広告がないんです。PC版もスマホ版も広告なし。Googleはこのサービスからどうやって収益をあげているんでしょうかね??

当然ながらAdSenseも、アフィ広告も貼れるので、最初から収益化が可能です。

よく無料ブログサービスを紹介する際に、「重要な場所に広告が貼ってあって収益化が阻害される」と書かれますが、Bloggerに限ってはそんなことはありません。これは非常に大きなメリットになります。

2. AdSenseの審査が有利(たぶん)

これは体感的にそう思っているので100%正しいかとは言い切れないのですが、おそらく他の無料ブログサービスに比べ、AdSenseの審査が有利なんじゃないかと思われます。

最近になってサブドメインのブログはAdSenseの審査が通りにくくなったそうです。独自ドメインを持つ必要があり、さらにコストがかかってしまいます。

その点、Bloggerは最初から管理画面にAdSenseの設定画面が付いており、3か月運営していれば、以下のように登録画面が現れるんです。


ここから、審査が入るかとは思いますが、サブドメインだからと言って門前払いを喰らうわけではなさそうです。

3. 最初からAnalyticsが付いている

さすが同じGoogleだけあって、AdSenseに加え、Analyticsが標準でついています。一般のAnalyticsよりは機能が少ないのですが、PV以外にもユーザー属性が確認でき結構役に立ちます。

他社のブログサービスでもアクセス解析機能が付いていますが、世の中標準がAnalyticsですからね。某ブログサービスはPVの水増し疑惑もあるし。

4. ブログは1アカウント100個も開設できる

100個も開設する人はいないと思いますので、ほぼ開設したい放題です。URLもアカウントに関係ない名前が付けられるので、開設したブログ間での関係性もシャットアウトできます。

まあ、100個も開設しないだろうし、関係性のないURLを作れるのも他のブログサービスも同じだし、ここはあんまりメリットとして感じにくいとは思いますが。

5. 実は豊富なテンプレート

標準で選べるテンプレート(テーマ)数はあんまり多くありませんし、デザインも今一つのものばかりです。

しかし、外部で公開されているテンプレートが数多く存在し、SEOに強かったりデザインの優れたテンプレートも探せばあります。

お勧めしたいのは、Vasterか、SORA TASTY です。

VasterはシンプルですがSEOに強く、SORA TASTYはデザイン性に優れています。

他にもいろいろ公開されていますので、自分に合ったテンプレートを探してみてください。

あとは細かいデメリットをどう補うか

Bloggerは細かい点でいくつか欠点があります。

例えば、はてなブログに代表されるリンクカードは作れません。WordPressの場合はテンプレートに同梱されていたり、そうでなければプラグインで補えます。Bloggerの場合は外部のリンクカード生成サービス自作するしかありません。

あとは、アイキャッチ画像を選べない点でしょうか。WordPressでは選べますが、Bloggerは最初に貼った画像が自動でアイキャッチ画像になります。これは他の無料ブログサービスも同じなのですが、WordPressみたいに選びたくなりますよね。まあここは運用面でカバーするしかありません。

これらデメリットとそれ以外のメリットを考慮して判断となりますが、個人的にはBloggerのメリットはかなり大きいと思っています。

今年中にBloggerでもう1個ブログ作る予定

ここまでメリット書いて、じゃあなんでこのブログはWordPressなんだって突っ込み入りそうですが、このブログを始めた時には外部テンプレートがあるって知らなかったんです。

標準テンプレートに気に入ったものがなかったのでWordPressにしたのですが、外部テンプレートがあるって知っていたらBlogger選んでいましたね。

年内に技術系ブログを1個立ち上げようと思っていたのですが、それをBloggerで運営しようかなと計画しているところです。

実際に運営すればメリット・デメリットがもっと見えてくると思います。その時はまたレポートしたいと思います。