いろいろなデザインがあるかと思いますが、比較的簡単にそれらしく作る方法を紹介します。
四角を描く
まず最初にベースとなる四角形を描きます。矩形ツールを使って四角形を描きましょう。正方形を描きたい時は「Ctrl」を押しながら描くとできます。
角を丸くする
次にボタンとしてそれらしくするために角を丸めます。四角形を選択した状態で「ノードツール」を選択してください。
角をマウスでつまんで角を丸くします。
グラデーションで色を塗る
ボタンっぽく見せるために色はグラデーションにします。ツールボタンの一番下に「>」というボタンがあるので、それをクリックするとプルダウンメニューが現れ、その中から「グラデーション」を選びます。
次に引っ張ったラインの片方の先端をクリックして選択状態にします。(赤○のころ) その上で下部の色指定の中から「80%グレー」選んで塗りましょう。
今度は反対側の先端をクリックし(赤○)、「40%グレー」選ぶと立体感のある図になると思います。
今回は80%と40%を選びましたが、グレーの程度は好みで良いかと思います。
外枠を入れる
ボタンに立体感を出すために同系色(やや濃い目)の外枠を描きます。メニューから「オブジェクト」−「フィル/ストローク」を選んでください。
「ストロークの塗り」タブで「単一色」を選び、R=100, G=100, B=100と設定します。(もちろんこの時のRGB色は好みで良い)
「ストロークのスタイル」タブで線の太さを設定します。図形の大きさ次第ですがやや太めで設定した方が良いかと思います。
こちらが外枠が入った図形です。それっぽくなりました。
文字を入れる
次にボタンの中に文字を入れます。ツールボタンの「テキストツール(テキストを作成/編集)」ボタンを選択しましょう。
文字を描く前に「Bold」に設定しておいてください。
また、文字色は「白」にしましょう。
以上の設定が済んだら文字を描きます。
これだけだと文字が細いので更に太くします。先ほどの「フィル/ストローク」ダイアログで、ストロークを単一色で設定し、R, G, B=255, 255, 255(要するに白)を設定してあげると文字色と同じ外枠ができて文字が太くなります。
影を入れる(好みによる)
ボタンに立体感を出すために影を入れると良いです。メニューから「フィルター」−「光と影」−「影を落とす」を選びましょう。
これは好みが分かれますが、今回はぼかし半径:0.5、オフセットは水平・垂直ともに0.5としました。
ご覧の通り立体感が出たかと思います。これでキーボードボタンの描画は完成です。