最近、近しい人間の離婚騒動に関わったのだけど、つくづく思ったのは専業主婦って離婚しようとした時に詰むんだなってこと。
もちろん結婚したての頃は離婚するなんて想像もしていないので、専業主婦になろうっていう人も多いのだろうけど、現実問題として離婚の際に割を食うのはお金を稼いで働いない方なんですね。
知人が離婚騒動になった時に、とにかく結局お金を掴んでいる方が強いんだなってつくづく思いました。夫婦関係に限らず、結局のところお金が多くを解決するし貧困はあらゆる問題を引き起こすんですよね。
昔、ばあちゃんも金の大切さをよく言ってたけど、ホントそうだなって。
昔「お金で99%の幸せは買えても残りの1%は買えない」って言葉がちょっと流行ったんだけど、明治生まれのばあちゃんが、「その残りの1%のためにお金で買えるはずの99%を捨てるのか」ってバッサリ切ったエピソード好き。— satoshi@非IT系プログラマ (@satoshiU71) August 26, 2019
夫が仕事、妻が専業主婦って昔からの鉄板なんだけど、それによって、貯金の名義が夫、家の名義も車の名義も保険も夫名義って、完全にお金は夫が掴んでいるわけです。
そりゃもちろん、道義的には夫の稼ぎは妻の支えがあってこそ=資産の半分は妻のもの、という風潮になってきているのだけど、法的にはあくまで名義側の所有物なのです。
夫婦仲良く死ぬまで一緒ならまったく問題ないのだろうけど、もし離婚となったら専業主婦は悲惨ですよ。調停や法定で勝ち取らなきゃいけないわけで。何も主張せず争わなければ一文無しで放り出されるんですから。
そこから急に仕事しようたって、あっても時給850円のパートくらい。年収150万円が限界でしょう。一気に貧困層に転落です。
その意味でも夫婦共働きが基本になるべきだと思うんですよね。
共働きだと家事が妻側に偏るらしいんだけど(ちなみにうちはそうではない)、家事も夫婦折半が前提の社会になるのはずっと先なのでしょうかね。
ただ、もし仮に年収がお互い700万円で世帯年収が1400万円とかだったら、家政婦とかシッターを雇えるわけで、片方が仕事辞めて専業主婦になることで世帯年収が700万円になるよりずっと合理的だとは思いますね。
家事は外注できるけど、稼ぐことは外注できないわけで、だったら外注できない稼ぐことに夫婦ともに特化した方が良いと思うし、いずれそういう社会になっていくと僕は思います。