誰しも人を見下すことに快感を持っているけど表立ってできないので他人の正義に乗っかることでその感情を得ようとする。SNSのシェアはそんな人間の特性をうまくついたよな。


久々のブログ投稿です。だいぶサボっていました。

とあるきっかけでシャーデンフロイデって言葉を知りました。「自分が手を下すことなく他者が不幸、悲しみ、苦しみ、失敗に見舞われたと見聞きした時に生じる、喜び、嬉しさといった快い感情」だそうです。(Wikipediaより

この言葉はずいぶん昔からあるみたいだけど、今もインターネットの世界で同じくそんなやりとりが繰り広げているところを見ると、人間の本質をよく突いているなって思います。

かつてはロンドンハーツ ブラックメールに代表されるようなテレビ番組でそんな人間の欲望を満たしていたけど、今はインターネットがその役割を担っていてさらに過激化しています。Twitterもひどいけど最近はYoutuberがそれをやって人気を得ているわけで。アメリカでも2004年にTo Catch a Predatorって番組があって、性犯罪目的で未成年者に近づく大人をひっかける番組があったらしく、最終的に自殺者が出て終わったみたいです。

SNSをずっと見てきたけど、クリエイターのパクり問題、寿司職人の絆創膏、コロナ禍では著名人の会食、などなど、悪を見つけては取り上げることで快感を覚え、それを拡散する人々も同じく気持ちいのでしょう。

いまこの時点でもどこかで多くの人が血眼になって正義を探し回っていることにちょっと寒気がしますね。

僕はそっち側の人間にならないよう気をつけようと思います。