先だって僕より年上の人が退職しました。
所属している部内で疎まれ他の部署にも打診されたけど拒否され完全に浮いた状態になってしまっていたので、そんな環境に耐えられなかったのか。直接聞いたわけじゃないので真相は知らんけど。
まあ、人間性という意味ではやべーヤツだって漏れ伝わっていて、若手含めてかなり疎まれていたようです。激昂するのではなく静かにネチネチ詰めていくタイプだったみたい。
ただ、工学博士号を持っていて世間一般には優秀な部類に入ります。ネチッこい性格が功を奏してか研究に対する熱は高かったようですね。その意味では仕事はできたんじゃないでしょうか。そのネチッこさで人間関係を破壊してきたマイナス面が勝ってしまっただけで。過去にも何人かの若手を潰してきたみたいです。
世間一般には博士号を持っている人を”優秀な人材”と称していますが、もちろんそのとおりなのですが、組織内で優秀かどうかを決めるのは結局のところ人間性が大きく関係してしまうんだなと思った一件でした。