スシロー騒動を拡散している人って何だか嬉しそうだね。誰かをいじめたくて仕方なくてでもそんなことモラルに反するから手頃な悪人を見つけてぶっ叩いているんだろ?



スシロー騒動がまだ収まらずTwitterのタイムラインにまだまだ流れてきますね。相手はまだ10代なのに叩きすぎだと思いますね。罰はスシローが訴えを起こして裁判所が判断を下せばいいだけなのに。

こういう拡散を見ていると、人って結局のところ誰かをいじめたくていじめたくてウズウズしているんだなってこと。同時にいじめ加害者にもなりたくないから、手頃な悪人を見つけては日々叩いて気持ちよくなっているだけなんだろうなって思いながら眺めています。自分は正義の側にいると思っているから罪悪感は皆無でしょう。正義の暴走とはまさにこのこと。

昔の市中引き回しの刑や磔の刑と同じです。あれは刑罰と同時に民衆へのショーみたいなもんでしたからね。SNSで拡散している人たちもきっとウキウキでしょう。

本来、罪の重さと罰の重さは同レベルでなければならず、例えば万引きで捕まっても死刑にはなりません。初犯で懲役刑にもなりません。罪の重さに応じた罰の重さが決まっているからです。

ところが、今じゃ万引き程度で市中引き回し&人生終了の刑というかなり思い罰を与えてしまっているんです。国ではなく民衆がその力を持ってしまったわけで。

スシローの渦中の10代の子はそりゃ悪いしスシローから訴えられるだろうけど、あくまで法に則った罰を与えるべきです。年齢を考慮した罰を。

それを上回る罰を民衆が喜々と与えているのが今のSNSの時代です。ある意味民衆が武器を持ってしまったんですね。今日も嬉しそうに拡散したツイートが流れてきています。

そりゃ学校でいじめがなくならないわけです。それが人間の本質だもの。(それでいて、よく旭川のいじめ事件を批判できるなぁ....)