Webデザイナー(あとはマーケターなど)が今のフリーランス系の流行りの職業になっているみたいだけど、相変わらずふわふわしていて面白い。
社会に出てもう30年経つけど歴史は繰り返すというか懲りないな〜って思います。もっとも当の本人たちはその時代の若者なので初見なのだろうけど。
5年前くらいはブロガーって職業が流行って、こぞって会社辞めてブロガーになった人が量産されました。つい5年前なのに懐かしさがあります。
30年前となるとフリーターという人たちが量産されました。これは懐かしい...。
キーワードは「自由に生きていく」で、この思想自体は共感できますがそれが実現できるのはごく限られた優秀な人だけで、凡人はだいたい失敗します。...ってことを、このブログで何年も前から言ってきたのですが。
基本、人は誰かに縛られるのが嫌いなので、フリーランスに憧れるのは自然なのですが、多くの人がそっち側に行ったら失敗するなって感覚的に思うところが、身の程知らずが磁石に引き寄せられるかのように流れていくわけです。
僕はこの現象をハーメルンの笛吹き現象と呼んでいます。このブログで何回も書いてきましたが。
「笛吹男」は1人の場合もありますし、特定の人ではなく一種の社会現象のようなものだったりします。ブロガー旋風の時は某高知系ブロガーがその役割を果たしました。
僕は笛吹男に対しては批判する気持ちにはなれません。実際に(仮に一時であっても)稼いで影響力を持ったのは才能でしょうから。
しかし、それに流されてわらわらと続いて一瞬お金が入ってもあっという間に困窮して破綻したその他大勢の人たちにはあまり同情できないですね。
#Webデザイナー というハッシュタグでふと思ったことを書きました。