共働きやシングル家庭は子供が病気になると途方に暮れる
僕は以前からこのブログで、男も女も働くべきだ、専業主婦なんてダメだ、って言ってきています。男目線の男女平等主義です。男=大黒柱の考えはマジ滅びろ。
なんてことを主張している僕は、当然ながら妻と家事分担です。(僕の家事のやり方に妻が不満持っているという点は除いて)
それぞれ役割はありますが、土日は妻は仕事のため基本僕が家のことほとんどやっています。
土日は僕が休みなので問題はないのですが、問題は平日お互い仕事をしている時です。
もし子供が風邪などをひいてしまった時です。今の時期だとインフルエンザで学級閉鎖なんてケースもありますね。こんな時、共働きの家庭は困った事態になります。シングル家庭も同じ。
なぜかというと、病児を受け入れてくれるところなんてないので、どちらかが仕事休まなければならないからです。仕事をしている身としては急に仕事を休めるか?という問題に直面するんです。
学童や市の託児所は当然病児を受け入れてくれません。規定上、熱が37.5℃以上だと受け入れてくれません。というか、病児じゃなくてもその日に突然言っても受け入れてくれないですね。あらかじめ予約しておかねければなりません。
民間の保育園でも学童保育をやっているところ多いですが、やはり当日受け入れはNGだし、病児はもっとNGです。
ちなみに保育園の場合、インフルエンザともなると兄弟が罹患しただけで登園できなくなります。0歳児も預かっているので当然の処置なんですが。
おじいちゃん、おばあちゃんに預ければいいっていう人もいますが、老齢の親に風邪やインフルエンザにかかった子供を預けるわけにはいかないでしょう。
つまり、共働きや1人親は小さい子供が熱を出すと”手詰まり”になります。僕も何度も経験しました。
親が仕事を休むしか手がないのですが、急に仕事を休むというのもそれなりにハードルが高いんですよね。まあ休みますが。
僕の不満は、子供が熱を出す=お母さんが面倒を見るという構図が日本にはあって、男親が会社を休むというのが、なかなか理解されずらい環境にあります。まあ、休みますが。
僕はサラリーマンに対して、妻はスーパーのレジ打ちのパートです。収入面を見ても僕のほうが何倍もあり、経済的合理性の面からも妻が休みを取ったほうがいいように見えますが、実際のところ、小売店で急な休みをもらうのってハードルが高いんです、僕はフレックスタイムも有給も使えるので、休みやすさで言えば僕のほうが有利。
まあ、結局、僕は周りにどんな顔をされようが、子供優先なので平気で休めますが、人の顔色を気にする人は難しいだろうなと思います。
それと、ひとり親、とくに母親1人のところは本当に大変だなって思います。
なので、僕たち親が一番必要としているのは病児保育所で、且つ急な申し出を受け入れてくれるところです。病児保育だけではダメで、「急な申し出を受け入れてくれる」という点がポイントです。こういうところがあったら多少金額が高くても預けると思うけどな。
結局のところ、いまの日本の社会インフラって、男が仕事、女が家庭、という前提で成り立っているんですね。子供持つとそれがよくわかります。
女性活躍社会っていうけど、まずそこを改善しないとダメなんだと思います。