ハゲ遺伝子を持つ僕がいまだ髪ふさふさな理由


うちの家系はハゲが多く、例えば母方の祖母の兄弟はみんな「つるっぱげ」。父も40代の頃から髪が薄かったので、僕は明らかにハゲ遺伝子を持っています。

高校の時の生物の授業で、ハゲは優性遺伝子だって習ったしね。

ところが、僕は40代半ばにして禿げる様子もなく、髪フサフサです。

実はハゲ遺伝子を持っていることは認識していたので、20代のころからケアしてきたんです。その甲斐あっていまもってハゲていないんです。

そんな僕が将来ハゲないコツを教えましょう。

髪を洗うのではなく頭皮を洗う

髪を洗うとか洗髪とか言いますが、正しい頭の洗い方は、「頭皮を洗う」です。

もちろん髪も汚れていますが、頭皮も汚れていて、更に皮膚からの油脂が付着しているので、髪よりも頭皮の方が汚れているかもしれません。

どうしても髪をゴシゴシ洗ってしまいがちですが、指が頭皮まで到達するようにしてマッサージするかのように洗うと頭皮の汚れも取れます。

頭皮は植物にとっての土壌みたいなものなので、ここが汚れていると髪に悪影響を及ぼします。

髪を洗うとシャンプーは泡立ちますが、頭皮を洗っていくと泡立ちが少なる時があります。これ、頭皮が汚れている証拠なんですね。

髪を泡立てておしまいにならないよう、頭皮も洗うことを念頭に洗髪しましょう。

頭皮を左右から持ち上げるように押し上げる

これは理髪店から教わったのですが、あまり頭皮をガシガシ洗うと皮膚にとってああり良くないとのことで、左右の方から肉を上に押し上げるように洗うと良いと指導されたことがあります。

ちょうど、女性がブラジャーに脇から寄せて上げるみたいな要領で、頭の左右から上部に押し上げると良いとか。

僕の場合、頭皮をこすって洗うのは気持ちがいいので、それはたまにやる程度にして、普段は左右から押し上げるような洗い方をしています。

弱酸性のシャンプーを使う

人間の皮膚は弱酸性なので、当然、シャンプーやボディソープも弱酸性が良いです。

前出の理髪店の人が曰く、弱アルカリ性のシャンプーを使うと化学反応して沈殿物が生成され、それが毛穴詰まりを引き起こすとのこと。

わずかなpHがどこまで沈殿物を作るかは正直わかりませんが、人間の皮膚が弱酸性であることは事実なので、やはり同じ弱酸性のシャンプーのほうが頭皮にとってやさしいのは間違いありません。

いまでこそ弱酸性タイプのシャンプーが普通に売られていますが、僕が20代の時はあまり出回っておらず、あっても高価なシャンプーでした。でもハゲにはなりたくなかったので購入しましたが。

その理髪店の人が言うには、一番いいのは石鹸だそうです。

ただ、石鹸で洗うと髪がギシギシしてしまうので、僕はやったことないですが…。

リンスを使わない

僕は20年以上もリンスを使っていません。

リンスって成分を髪に残すことでしっとり感を出すものなので、当然ながら頭皮にも残るものです。

これが、あんまり良くないらしいですね。

真偽の程はわかりませんが、ただ化学成分が残るというのは確かに良くなさそう。

なので、それを聞いてから僕はシャンプーオンリーにしています。

とにかく頭皮は清潔に!

兎にも角にも、頭皮を清潔にすることが一番です。

ところで、最近、シャンプーすら使わずお湯だけで髪を洗うみたいな風潮もあるのですが、あれ、どうなんですかね? 頭皮の油分はちゃんと取れるんだろうか…?