すぐ結果を求めたがるヤツはたいてい失敗する
地道な努力という言葉は決して好きではないのですが、すぐに結果を求めたがる人があまりにも多くて、「堪え性がないな」って感じる場面が過去何回も目にしています。
ちょっと前まで見かけた典型的なタイプが仮想通貨で大儲けしようとしていた人たち。
結局、今年に入っての暴落があったり、コインチェック社の巨額流出問題があって問題が顕在化しましたが、資産のほとんどを仮想通貨に突っ込んでいる人、更には借金までして突っ込んでしまっている人がなんと多いことか。
とにかく短期でお金を儲けようとして手を出したとしか思えないのですが、これもコツコツ事業を育てようとか自分の能力をレベルアップしていこうとか、そういう地道な努力をスキップして短期で結果を出そうとした成れの果てなんですね。
当時は、有名ブロガー中心に仮想通貨投資を煽っていましたが、彼らはあくまで余剰資金で運用しているだけなんですね。まあ、お金持っていますからね。あとはアフィリエイト目的。
投資は余剰資金で、というのが常識中の常識なのですが、そこに失敗したら人生詰んでしまうほどの資金を投下してしまう人が一定数存在するのは、今も昔も変わらないですね。FXの過渡期もそうだったし。
こういう人たちの特徴って、基本「すぐに結果を求めたがる」という共通の特性を持っています。
そんな特性を持った人は、ブログ界隈でもよく見られ、3年続ければ月数万円の広告収入を得られる可能性があるのに、1年も満たずに辞めていってしまうとか。最初の1年なんて全然成果出ませんからね。ブログって。そんな1年目で見切りを付けてしまうところなんか堪え性ないんです。
僕はこことは別にプログラミング系ブログも運営していますが、今や17万 PVまでになりました。ここまで4年かかっています。最初の1年は月間数百〜数千PVです。でもやめずに続けたからここまで来たのです。
この雑記ブログは始めてから2年ちょっと経ちますか、2万 PV前後です。最初の半年は酷いもんでした。今も2万PVから上昇せず足踏みしています。
おそらくほとんどの人は失意のもとやめてしまうんじゃないでしょうか。でも僕はやめる気ないです。このまま続ければ、いつかは10万PVは超えると思ってます。それまでコツコツ運営します。
子供の教育も似たようなことがあって、例えば、昔うちの母親は僕がテストで悪い点数を取ってくると、とても怒りました。テストの点数を見てその結果を怒るだけです。その点数をどうやって上げるかのアドバイスは一切なしです。
これも、結果だけを求める態度だと思います。(僕はそれを反面教師に、今は自分の子供にはその過程である勉強のやり方の教育を重視し、結果に対しては問題視していません。)
「結果をすぐ求めたがる」とたいてい失敗するというのが僕の持論で、周りを見ているとだいたいそうですね。気が短いというか。
過程段階で戦略を建てられれば、仮想通貨が高騰していた時期に暴落が予測できたし、少なくとも全財産や借金までして資金を投下していなかったでしょう。儲かっている「今」しか見ていなかったのでしょう。