サラリーマンってよく副業禁止って言われていますが、実は厳密に言うとウソです。あるいは単純に勘違いしているのかもしれませんが。
副業って、本業のサラリーマン稼業のほかに稼いでいることを意味していると思いますが、例えば、株取引を禁止している会社はほとんどないでしょう。投資信託だって普通にやっている人いるし。これらも立派な副業ですよね。
それどころか、自社株の持株会とか、確定拠出年金とか、給与所得以外の利益を会社が奨励しているんですから、「サラリーマンの副業禁止」なん矛盾を感じませんか?
もっと言ってしまえば、学資保険や年金保険だって立派な副業です。でもこんなの普通にやっていますね。
おそらく、みなさんは「副業禁止」を人づてに聞いているだけで、実際に自分の会社の就業規則を見ていないんじゃないかと思うんです。
自分の会社の就業規則を読んでみましょう。
おそらく、「副業禁止」なんて言葉はどこにも書かれていないんじゃないかと思います。
そうではなく、「他に雇用されないこと」って記載されていませんか?
つまり、アルバイトや正社員みたいに、他の事業主に雇用されていることを禁止しているだけなんですよね。
「なんだ、やっぱり副業禁止じゃん」って思った方、頭が固いですよ!
他に雇用されなければOKなので、自分で事業主になればOKなんです。だから株取引も投資信託も持株会も確定拠出年金もOKなんです。
その論法でいけば、ブログでの広告収入やヤフオクやメルカリでの物品販売もOKです。そう考えると、そんなにがんじがらめではないと感じられます。
ただ、目立つとやっかいかも・・・
そうは言っても、あんまり目立つような動きをしてしまうと、会社によってはお咎めがあるかもしれませんので、要注意です。副業が好調で税金も支払っていくと、住民税の違いを会社側でキャッチしてしまいます。時に最近はマイナンバーを利用する会社が増えてきて、前年の税額が会社側に把握されてしまう危険性があります。
ちょっとした利益ならともかく、給与と同額まで収入が増えてしまうとやはり目立ってしまい、確認を取られるかもしれません。
そんなときは「株でもうけた」みたいな無難な回答を用意しておきましょう。間違っても「アフィリエイト」みたいな怪しさ満載の回答は避けるたいところ。