子宮頸がんのワクチン摂取をガンガンに勧めてくるヤツってトロッコ問題でサクッと方向機変えちゃうようなサイコパスっぽさを感じるんだよね


このリツイートしたときに思ったんだけど...



子宮頸がんの女性の罹患率は1.4%で子宮頸がんワクチンの致死率は多く見積もっても0.001%で、理屈から言えば前者を恐れず後者に恐怖するのは理屈から言っておかしいです。

元ツイの医者は両方のリスクを提示した上で訴えているのですごく誠実だなって思った一方で、これってトロッコ列車の方向機問題とよく似ているなって思いました。



(a) 線路を走っていたトロッコの制御が不能になった。このままでは前方で作業中だった5人が猛スピードのトロッコに避ける間もなく轢き殺されてしまう。
(1) この時たまたまA氏は線路の分岐器のすぐ側にいた。A氏がトロッコの進路を切り替えれば5人は確実に助かる。しかしその別路線でもB氏が1人で作業しており、5人の代わりにB氏がトロッコに轢かれて確実に死ぬ。A氏はトロッコを別路線に引き込むべきか?


トロッコ問題は他人の犠牲についての思考実験なんだけど、ワクチン問題は自分の犠牲の問題という違いだけで、ケースとしてはすごく似ているなって。

トロッコ問題で方向機を変えるかどうかは人によってまちまちですが、多くの人は「方向機を変えない=多くの命を失う」という選択をします。(僕もそうする)

自分が命の命運を握るのが嫌なのか、もともと死ぬ運命にない1人の命を奪うことへの抵抗感なのか、とにかく方向機を変えず「より多くの死を選択する」人が多いわけですね。

同様にワクチン接種によって助かる確率が高いからと言って、ワクチンを摂取することで副作用を受ける可能性を受け入れられないわけです。

人って理屈だけで判断するわけじゃないんですよね。

それよりも、合理的だからと言って、サクッと方向機を変えてしまうようなヤツって一種のサイコパスっぽい要素を持っているような気がして、Twitterとかでワクチン接種をガンガンに勧めてくるヤツにそんな一面を感じずにはいられないんですよね。

ワクチン怖がっている人のほうがよっぽど人間的というか。