新型コロナウイルス騒動で町のスーパーやドラッグストアにアルコール消毒液が売り切れ状態になっていますが、そんな時はキッチンハイターみたいな塩素系消毒液を作ることをおすすめします。
先だって出張で高速バスに乗ったのですが、こんなやつ作って持っていきました。
いま出張の移動中で高速バスの中。— satoshi@非IT系プログラマ (@satoshiU71) March 9, 2020
アルコール消毒液が入手困難のためキッチンハイター薄めたヤツ持ってきた。 pic.twitter.com/Hkyb1r5ppy
塩素系消毒液の殺菌(殺ウイルス)効果は絶大で、アルコールより効果が高いんじゃないかな。
アルコールがないって騒ぐくらいならこういうの作れば良いと思いますよ。なぜかキッチンハイターは買い占め騒動の外にあるらしく、今でも普通に買えますので。
ただ、後述しますが、結論、これを公共の交通機関に持っていくべきじゃないってこともわかりました。最悪、逮捕されます。
まずは作り方!
用意するのはキッチンハイターのような塩素系漂白剤と小分け容器。小分け容器はダイソーで買いました。化粧品コーナーにこういう小ボトルが売っているので便利です。化粧水用のボトルだろうけど色々使えます。
キッチンハイターみたいな塩素系漂白剤。類似商品はいっぱいあって、これはブリーチという商品名のものです。今回の新型コロナウイルス騒動でアルコール消毒液が枯渇している中、これは普通に売っていました。
ボトルはこんな感じです。容量的にはこの程度が持ち歩くのにちょうど良いかと。
出口はこんな感じです。
まずは漂白剤を少しだけ入れます。(もう少し少なくて良い。使ってみてわかったけどちょっと濃すぎた)
で、水を入れて薄めます。水を入れたらシャカシャカ振って混ぜましょう。これで出来上がり。
これを出張に持っていくバッグに入れていきます。液が漏れるかもしれないことも考えユニパックに入れて持っていきました。
公共の交通機関に持っていくべきじゃなかった!
これを持って出張に行ったわけです。バスの車中で早速使いました。いま出張の移動中で高速バスの中。— satoshi@非IT系プログラマ (@satoshiU71) March 9, 2020
アルコール消毒液が入手困難のためキッチンハイター薄めたヤツ持ってきた。 pic.twitter.com/Hkyb1r5ppy
で、使い始めて思ったんです。
あ、これ、ヤバイ。
って。
当然ですが、塩素臭がツンっとするんですが、人が集まった中でしかも交通機関内で周囲にこんな匂いを撒き散らしたら異臭騒ぎになるなと。
ティッシュに染み込ませて拭いている程度なら臭うのは自分だけ(隣は空席だった)ですが、うっかり床に落とすとかして液を撒き散らしたら、完全な異臭騒ぎになったでしょう。
下手すりゃテロリスト認定です。
殺菌作用は申し分ないのですが公共機関には持っていっちゃだめですね。
外に持っていく場合はもっと薄くして仮にこぼしてしまっても周囲の人が臭わない程度にすべきです。水道水よりもちょっと強めくらいの。プールくらいかな。
自宅で使う場合の注意事項
なので、基本、自作の塩素系消毒液は自宅用ですね。それでもアルコール消毒液が枯渇した今のような状況下では役立つかと。外出から戻ってきたらこいつで手の消毒ができるわけで。
ただ、やっぱり塩素系は屋内での使用は注意が必要です。過去に酸欠事故がありましたからね。中性洗剤と混ぜちゃだめだっていうことはよく知られているけど、洗剤以外でも反応する場合があるので水以外とは触れないように注意が必要です。
水で混ぜる場合も換気扇の真下でやった方が良いと思います。