真面目なヤツって結局のところ怒られることへの恐怖心が大きすぎるだけだよな
元来、あまり真面目な人間とは言えない僕ですが(まあ、それでも日本人の平均的な常識は持っているつもりだけど)、すごく真面目な人っています。僕の目から見てなんて真面目な人なんだと。
そういう生真面目な人って昔は結構尊敬していたんですが、一緒に仕事してきてよくわかったのが、人から怒られるのがすごく嫌なんだなって気づいたんですね。
思考の軸が「いかに怒られないか」で、それを元に行動しているんだなって。
頭さえ良ければ最適解を導き出してそれに沿って行動すると思っていたのですが、社会に出て多くの人と働いていると、本来の最適解を差し置いてより怒られない方法を取る人が多いなって気づいたわけです。
真面目な人ってその意識が極端に大きくて、怒られないよう怒られないよう行動していくわけです。で、そんな姿が周囲から真面目に見えるんだなって。
以前から気づいていたことでは有るのですが、昨日Youtubeで相談系の動画を見て改めてそう思いました。
その相談者は、最初は人に対して優しすぎるなって思っていたら、寝坊して遅刻するとわかって悩んだ挙句無断欠勤ってあたりから、あれ?って思って、ああ、人に怒られることへの恐怖心が大きすぎるんだなって思いました。
真面目な人ほど遅刻します、って連絡ができないんですよね。最終的に連絡するにしても「どうしようどうしよう」ってのたうち回っちゃうみたいな。すぐさま会社に連絡して遅刻しますって報告するのが本来の誠実な態度なんですが、そこで悩んでしまうのは真面目というより、単純に人に怒られる恐怖心が大きいのでしょう。
多かれ少なかれそういうは人います。Youtubeの相談者はちょっと極端な例だけど。最終的に自殺未遂したとか...。
僕だって恐怖心がないわけじゃないけど、覚悟決めなきゃいけない時はけつの穴をキュッと締めて前進するしかない場面ってあるんですよね。
一緒に仕事する相手はそういう行動ができる人じゃないと嫌ですね。”真面目な人”と一緒だと余計な仕事増えそうです。