木下優樹菜の騒動と米国ミネアポリスの事件とに共通するモヤモヤがある(で、誰もそれについて言わない)


木下優樹菜のタピオカジュース店での騒動起こして活動自粛していて、つい先日復帰の報告があったと思ったら一転して引退と発表がありました。

内情はまったくわからないけど、一つは騒動のあったタピオカ店との和解が済んでいないという点もあるらしいですね。

和解していないのに復帰は早いって意見が結構多いのですが、この騒動でずっとモヤモヤしていたのが、そもそも騒動のきっかけとなった給料未払い問題があったはずで、これについては真相はどうだったんだろうなということでし。

直近の記事ももはや「タピオカジュース店の対応に不満を持った」としか書いていないし...。

真相は知らないけど、それだけにその件に突っ込んで調べたマスコミはいなかったわけで、視聴者もそんなこと忘れて恫喝したことだけフォーカスしているんですよね。もちろん恫喝は論外だけど、でも同時に給料未払も論外じゃないかって思うわけです。

もちろん給料未払いは単なるガセネタだった可能性はあるのですが、その真相を知りたいとみんな思わないのかなと。もしほんとに給料未払いがあったのなら店側だって批判されて然るべしだと思うんです。

似たようなモヤモヤはちょっと前にあって、米国のミネアポリスで白人警官が黒人男性を牙城な対応で死なせてしまった件。

この事件が全米に広がって人種差別問題まで発展したのですが、そもそも黒人男性は偽札使用の疑いがあって、その職質を拒否したのが発端だったわけで、今はそんなことがなかったような風潮になってしまっているのにすごくモヤモヤします。偽札使用がホントなら人種関係なく犯罪は犯罪なわけで。

今のネット社会の特徴の1つなんだけど、被害者のポジションで聴衆を引き付けてしまうと過去の犯罪(あるいは疑い)がまるでなかったかのようになってしまうんだなと。これについて誰も突っ込まない。

これが個人的にすごくモヤモヤするんですよね。

なんか、騒動のどさくさでチャラにしようとしていない??