たしかに稼ぐツールとしてのブログは終わったよね


一時期ブログを稼ぐツールとして人気が集まり、終いには会社辞めてブログで生活する輩がワラワラ現れました。と言ってもつい最近までの話なんだけど。

ブログ自体の歴史はそこそこ長いんだけど、広告収入で稼ぐためのツールとして認知されたのは僕の感覚では2014年くらいかなと思います。ブロガー第一世代はその前からいたけど、一般的に広がり始めたのは2014年かな。

で、2015年くらいに第二世代(第三世代?)が登場し、このあたりからブロガーを”フリーランス”と呼ぶようになったかなと。新卒フリーランスって言葉がでてきたのもこのあたり。

その人たちがはハーメルンの笛吹きに続くネズミのようにワラワラと専業ブロガーが登場し2017〜2018年がピークだったかな。でも稼げたのはこの期間まででそこからジワジワと広告収入が減っていき、今じゃほとんどのブロガーは青息吐息じゃないかなと思います。

なんでそんな広告収入事情を僕が知っているかというと、僕自身ブログを運営していて2014年に始めたプログラミング系ブログで今での収益があって、その収入の変遷を直接見ているからです。

この雑記ブログもちょっと前まではWordPressで運営していてAdSense収入もあり、合わせて月3万円くらいはありました。

2019年からGoogleの検索アルゴリズムの改定で特に雑記ブログへの影響が大きくアクセスが減ってしまったこともあって無料のBloggerに引っ越してきたという経緯があります。

2018年までは結構Google検索で上位に食い込むこともできたのですが(SEOを何も考えていない僕のブログですら一部で上位に来ていたし)、素人が書いたしょーもない記事をGoogleが許すはずもなく、アップデートで焼き尽くされてしまいました。

専業ブロガーたちはほとんどが雑記ブログだったので、月100万円とか稼いでいた人もいたらしいけど、おそらく今は10万円前後まで落ちているんじゃないかな。もっと落ちているかもしれません。

なので、稼ぐツールとしてのブログは終わったと言っていいでしょう。それでも数万円くらいは稼げる可能性はあります。現に僕のプログラミングブログはそれくらい収益あるし。ただ、小遣い稼ぎくらいが限界で生活できるレベルには到底及ばないでしょう。

まあ、でもこれでブログの本来の姿に戻ったかもしれないです。もともと稼ぐために存在していたわけじゃないですからね。