料理を奥さんに作ってもらっている人たちに聞きたいんだけど、自分の好きなもの食べたくないの?


SNSとか(もちろんテレビも)を見ていると、このご時世になっても仕事は男、家事は女というテンプレがまだまだ根強いなって思いますね。料理は女がするものって前提で話をする人がまだまだ多いなと。(同時に仕事は男がするという前提も多い)

以前からこのブログで書いている通り、僕はまもなく50歳になろうとしている中年だけど、うちは家事育児は完全に折半でやっています。

これは僕らが意識高い系でもなんでもなく、奥さんが仕事が好きだってことや、僕が男ってだけで一家の大黒柱なんて言われるのが真っ平だってこと、子供の面倒は僕の方がうまい、っていろいろな複合要因があるのだけど、料理に関して言えば...

自分の好きなものが食べたい

という単純且つ大きな理由があるからなんですよね。

自分で料理すれば自分の好きなものを作って食べれるという単純な理由です。

料理を奥さんに全任せしている人たちに聞きたいんだけど、自分の好きじゃないものを日々食べてストレスたまらないのかな?

人が作った味って、もちろんまずくはないけど、微妙にストライクゾーンからちょっとズレているってことが多いと思うんですよね。味の濃さとか塩加減とかタレか塩か、とか。

そういうストレスから開放されたいがために僕は自分で料理しているんです。

例えば、奥さんが鶏の唐揚を作るんだけどモモ肉で作るわけです。モモ肉の唐揚げは普通にあるので別に変ではないのですが、僕はムネ肉の方が好きなんですよね、唐揚げに関しては。脂身の多いモモ肉を更に油で揚げるのが(もちろん決して嫌いじゃないんだけど)うーーーんって思うわけです。

もちろん奥さんには文句は言いません。作ってもらった以上文句なく食べます。

が、やっぱり食べながらうーーんって思うわけで、そういう小さいストレスが何十年も日々続くなんてちょっと耐えられないなと。

なので僕は料理はできるだけ作りたいし、休日は朝昼晩僕が作っています。平日も朝食は僕が作るし、昼の弁当も自分で作っています。なるべく、うーーんってなりたくないから。

それだけに、料理を奥さんに全任せしている人たちに対しては不思議に思うわけです。

...って会社の人にそんな話をしたら、「奥さんの作る料理が俺の好きなもの」ってドヤ顔で言われて、いや、そんなわけねーだろ、全く違う環境で育った2人が好みがピタリ一致するはずねーだろ、って思ったのですが、自分にそう言い聞かせているだけだよね。