コロナはこの先なくならないので「コロナが落ち着いたら」はやってこない。旅行業界に死んでもらうかGoToキャンペーンを受け入れるかの2択だと思う


Twitterを見ていると政府の打ち出したGoToキャンペーンへの批判が殺到しています。

現状のコロナ感染者数の状況を見れば不安はよくわかるし、僕もちょっと嫌だなって気持ちは拭えません。

ただ、多くの人が言っている「コロナが落ち着くまで」って状況はまずやってこないんじゃないですかね。新型インフルだって今もずっと続いているわけで一度流行したウイルスは完全撲滅は有効なワクチンや薬が出てこない限り無理だということは明らかなわけで。

もしかして、真夏のほんの一時だけ紫外線ががんがん降り注いで少し落ち着くのかもしれないけど、そもそも「落ち着く」ってレベルはどの程度を指すのか?

東京都900万人の人口に対したかだか感染者200人って所詮0.002%。これを「落ち着いている」と言わずに何だと言うのかって話で、100人以下なら少し安心する様子があるけど0.001%。数字的にはもはや誤差範囲なわけです。

要は200超えだろうが100人以下だろうがどっちもどっちで、一般的な感染症の考えからするとどちらも「落ち着いている」わけです。

しかし、多くの人は現時点でも不安でGoToキャンペーンなんかもっての外と考えている人が多いのです。

僕自身も不安は拭えないのでその気持ちはわかります。ただ、「コロナが落ち着いたら」の日はやってきません。これはちゃんと認識しないと。

で、ここで僕たちは2択を迫られるわけです。
  • 旅行業界を殺すか
  • GoToキャンペーンを受け入れるか
この2択です。

多くの旅行業界関係者がGoToキャンペーンをやらないと業界が死ぬってネットで叫んでいるのはみんなも目にしているはず。

それに対し、「コロナが落ち着いたら」の返しは無意味なので、GoToが嫌で受け入れられないなら「死んでください」って言っていると同意です。

僕はまだ「死んでくれ」と言うことを決めかねています。なので安易にGoToキャンペーンを単純に批判できないです。

もっとも、お盆前後は渋滞するのでやめてほしいけど。

あと、「旅行業界を休ませて補助金を」って意見は賛同できず。ちょいちょい言っているけどお金刷ってインフレ回収理論はまだ理解できていないのと、何年かかるかわからない中で支え続けることができるわけがないので。