うちの会社には正社員の他に派遣社員もいるのですが、どう見たって正社員と変わらず、むしろ優秀な人が結構いるんですよね。これで非正規雇用かよって思ってしまうのですが、これが20年前なら全員正社員として雇われていたんだろうなと思うわけです。
うちの会社って(というかうちの部署は)90年代後半に一斉に人を雇用したんですよね。派遣法が改正される前の話で人員を確保しようと思ったらデフォで正規雇用です。
そのときに雇用された人たちの何割かはリーダーとして今現在中核社員になっているわけで、これが全員派遣社員だったらここまで育たなかったわけです。
もちろん、会社側が非正規雇用にこだわる理由もわかります。2018年に派遣社員をかなり雇いましたが半分はクズみたいなやつで無断欠勤はザラだったので。最初から正社員で雇って飛んだ地雷を受け入れたらたしかに辛いです。
でも、そういう人たちを入れ替えていった結果、今現在のうちにいる派遣社員はみんな優秀な人たちに入れ替わりました。(ちなみに(サンプル少ないと言われそうだけど)女の人の方が優秀な確率は高い。男のクズ率は半端ない。なぜなのか??)
前にもブログに書いたけど、非正規雇用の賃金を正規雇用より上げるべきだと思うんです。ウィークリーマンションが割高なのと同じ理屈です。今はすぐにクビにできるわ賃金も安いわであきらかに企業側の総取り状態です。だから正社員にしようと思わないのは当たり前といえば当たり前です。
同一労働同一賃金とかいろいろ野党もがんばっているけど、ちょっとズレているなって思います。そうじゃなく非正規雇用はいったん認めてウィークリーマンションのように割高になるよう求めた方がいいんじゃないかと思います。