安倍政権が終わろうとしていて、ちょっと前にこんなツイートしたんだけど、
しかし、安倍さんを愛した人たちと憎んだ人たちは、いったいどういう生活をすればそうなるんだろうか。
— satoshi@非IT系プログラマ (@satoshiU71) August 28, 2020
あの強烈な小泉さんの時ですらここまで愛憎入り乱れなかったのにな。
Twitterのせいだな。
ほんとにこの7年間は安倍さん大好きな右派と大嫌いな左派とぱっくり意見が別れたなって思います。
SNSで可視化されただけなのかなって思っていたのですが、両陣ともに僕のTwitterのタイムラインに流れてくるので長年見てきた感想としては、本当に恩恵を受けた側と逆に損害を被った側がいるんだなってことです。
たしかに、政治で全員を助けることは不可能なので、どこかの層にフォーカスして政策を作ってきたんだと思うと、誰かが損をしていると。
どの層を助けるかってことは、逆の見方をすれば誰を見捨てるかってことと同じ意味なので、実際に存在する捨てられた人たちから憎悪があったことは確かですね。
加えて7年間も続いた長期政権なので捨てられた人は捨てられっぱなしでそのストレスで憎悪が膨れがあったんじゃないかなと。
第二次安倍政権発足して2年くらいはそんなでもなかったような。2017年に森友学園問題が勃発したあたりからかな。
僕自信と言えば、不可抗力はあったとは言え一番苦しかったのは2011〜2012年。つまり民主党政権の時です。会社がおかしくなって早期退職というリストラが2年連続あって仲間がいなくなったし、いつ会社が潰れるのかって心配だった時期です。
で、明らかに改善したと実感できたのは2015年からで、会社の業績も良くなって僕の給料も(かなり)上がったと。
これは紛れもない事実で、(外乱要因はあったにせよ)巷でよく言われる「民主党政権時代は最悪で安倍政権で復活した」って層の一員でもあります。
テレビで誰に向かって三本の矢が放たれたのか?って批判があったらしいけど、少なくとも僕には届きました。
だからイコール安倍政権はすばらしいと思うのは早計で、きっと民主党時代によい生活ができて安倍政権で悪化した人たちもいたんだと思います。
要は政治で誰かを助けるけど誰かが見捨てられるってことです。
そう思うと長期政権ってあまり良くないのかなって思ったりしますね。
アメリカみたいに二大政党が交互に変わっていく方が国民のストレスは溜まりにくいのかも。批判の多いトランプ大統領が登場できたのは、民主党政権で不満のあった層からの熱烈な支持があって誕生したわけで。
ここいらで一旦旧民主党の政権を取っておいた方がいいのかもしれないなって思ったりします。