Youtube見ていて初めて知ったんだけど、PGAという中国系の投資詐欺被害があったみたいです。CEOは白人ですが噂では中国マフィアが雇った俳優だとか(真偽の程は不明)。
Twitterでも騒ぎはじめています。
まだ詐欺と気づいていない人が結構多いみたいで、今のところ”来年まで出金できない”という状態になっているらしいのです。
ちょっと前まではちゃんと配当を得られていたとか、雲行きが怪しくなったのが中国での10月の大型連休中で予告なしで出金できない事態になっていたとか。で、連休が終わっても変わらずいよいよヤバイって騒がれ始めたらしいんですよね。
で、今は来年まで出金停止とのことで大騒ぎとなっているようです。
Twitter見ているとまだ詐欺と思っていない人が多いのですが、信じたくない気持ちは理解できますが、これは典型的な詐欺です。
超高利回り案件で人を集め、最初は配当の大盤振る舞い、で、出金が怪しくなって、会社ごと飛ぶ、といういつもの流れですね。今は会社が飛ぶのかどうかみたいな話をしているみたいですが100%飛びますよ。
以前もブログで書いたけど、超高利回りの投資案件は詐欺確率が高いので手を出しちゃだめです。ましてや今回のPGAは月利20%だそうで、その利回り聞いただけで詐欺と判断しないと。絶対に月利20%なんてありえないですから。
僕は年利20%でも手を出しません。詐欺とは言えないけどハイリスクすぎるからです。
一般民が手を出して良いのはせいぜい年利5%まで。平均で3%行けば及第点です。
投資のうまい人は年利7%とか、あるいは時期によっては10%行く場合もありますが、まあそれは時期の良い時のほんの一時です。5年くらいの平均の成績は年利5%行けば超優秀。
投資の神様ウォーレン・バフェットだって年利20%だそうです。これは本人の成績であって、顧客に配当するのはまあ10〜15%くらいじゃないですかね。
それが月利20%って...。年利で240%って、もう絶対ありえないです。それを聞いただけで瞬時に詐欺って判断しなきゃ。
ウォーレン・バフェットの「急いでお金持ちになろうとする人は、けっきょくはお金持ちになれない」という名言があるけど、これホントそう。
月利○%の投資詐欺に飛びついちゃう人は結局その一言に尽きるんですよね。Twitterでお金持ち(と思わせている人)が100万円プレゼントキャンペーンですぐにリツイやリプしちゃう人もそうです。
努力して自分のスキルを上げて収入を増やす(でも増えないかもしれない)という本来あるべきプロセスを嫌がって金の匂いに引っ張られちゃうのは、残念だけど世の詐欺たちのいいカモなんです。
自業自得といえばそうなんだけど、そんなに楽してお金がほしいのなら、まずは初歩として銀行が出している投資商品から始めるべきだと思いますけどね。で、次は最近出始めたロボアドやソーシャルレンディングに手を出すと...。もちろんFXや仮想通貨はダメです。