コロナに感染して最初は軽症だったけど後に悪化して亡くなった方がいます。基礎疾患はなく50代と比較的若い人が亡くなるのはちょっと衝撃ですね。
このニュースに関してネットの意見を見ると、やはり多くの人が反応していて「はやくロックダウンを」という意見も結構見られます。
一方で個別のレアケースを出して安易に怖がるのは間違っているという意見もあって、こういう論争って既視感あるなーって思って見ていたら、子宮頸がんワクチンの時とよく似ているなって思いました。
いま、反ワクチンをバカにする風潮があるけど、事実として大きな副作用を負ってしまった人たちもいるわけです。
一方でワクチン接種をせずに子宮がんになってしまう人も大勢いるわけです。
どっちを取るかで主張が180°変わっちゃうんだけど、互いに互いをまったく認め合わないんですよね。
副作用にあう人よりも子宮がん罹患率の方が圧倒的に割合が多いので、ワクチン接種を声たかだかに主張する人が大勢いるけど、その言葉の中に副作用があることに触れていない点を以前からモヤっと思っていました。
一方で、レアケースをあげつらって何でもかんでも反ワクチンと言い続ける人たちにも、それはそれでおかしいと思います。
本来であれば相容れる間柄だと思うんですよね。互いの主張する効果とリスクは事実なんだから。それを真っ向から否定しあっているんだからどうしようもないなと思うわけです。
コロナの慎重派と楽観派もどちらも主張が両極端になりすぎちゃって意見が噛み合わないんですよね。
事実としてインフルエンザよりも感染力は数百倍あって、死亡率は数値上ではそれほどでもなくなったけど、個別ケースで見れば上に挙げたような本来死ぬはずのない人も死んでしまうし、中程度でも症状はインフルより酷そう。あと後遺症も報告がありますね。※死亡率は分母に無症状者も入ってしまっているのでインフルと単純比較できないかも。そう考えると実は死亡率高いかもね。
一方で景気が悪化すると自殺者が増えるのも事実なので、そっちはそっちでよく考えなきゃいけないわけです。
相手の意見を全否定して自己主張しちゃうと絶対に解決できないんですよね。どこかで妥協点を探らないとね。
でもコロナもワクチンも互いに相容れずなのでいつまでたっても解決しないし、政治家もどっち向いて仕事していいのかわからなくなっちゃうので政策も中途半端になってしまうんだと思います。