日本にはGoogleとかAppleみたいな企業や天才が輩出できないのは教育の問題だっていうけど、トップ層じゃなくて下位層を比べたら日本の教育の方が優れているんだよな。



Youtube番組でやっていたんだけど、GoogleやAppleなんかの米国企業と比べて日本にはイノベーションを起こす企業が現れないと、で、それは教育の問題だという論調が相変わらず現れています。

まあ、その通りなんだけど、その代償で下位層の教育が壊滅的になっている点を指摘したいですね。日本はその下位層の教育をちゃんとフォローできていて結果的に国民の平均値は高いと思うんです。(ただ、やはりその代償で天才を伸ばすことが出来ない)

欧米のようにトップ層の教育を重視するか、日本のように下位含めた全体のスコアを高めるか(悪く言えば横並び教育)、多くの意見は割と前者を希望している人がまあ多いなと思います。

でも、僕はそうは思っていなくて、日本の社会の安全性だったり製品品質の高さは日本のボトムアップ型の教育が功を奏しているんだと思うんですよね。

記憶に新しいのが、トランプ対バイデンの大統領選挙の時にトランプ不利となったらトランプ支持者が議会を占拠したわけです。あんなのは日本で起こりようもないのですが、どう考えても彼らの教育レベルが低いとしか思えないわけです。

もちろん、日本人にもそういう輩はいるのですが、絶対数が違うわけであのような集団にはなり得ないんですよね。米国の下位層の教養レベルは日本のそれとは大きく違うんだと思います。あまりにもトップ層重視の教育のあまりに。日本の義務教育はやっぱりレベル高いんですよね。

なので、日本にGoogleやAppleが誕生しないのは教育の問題だってことは同意だけど、それと引き換えに安全な社会が構築できているんだったらまあいいかなと思うわけです。

そう考えてしまう僕も歳取ったもんです。